第4回!ここ最近、朝4:30に目覚める王子様系(笑)男子シロです。

前回、現環境におけるジェスカイウィンズに書かせて頂きしたが、とある問題が発生していました。


それは…


対アグロに絶望的に弱すぎた(笑)


コントロール系をメタり(注:特定の仮想敵に対して対策をとること)ましたが、
アグロ相手になると殴りに行けず瀕死に。このままではダメダメですね。
と言うわけで以下の様にチューンアップ。

土地(25)
2 島
2 平地

クリーチャー(17)

スペル(18)

大筋は似ていますが、このリストで大きい変化は「灰雲のフェニックス」を抜いて「龍王オジュタイ」「雷破の執政」などのドラゴンを増量、「龍詞の咆哮」で本体のライフを含めて狙うコンセプトになりました。
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現環境、間違いなく「灰雲のフェニックス」は強いカードではありますが、序盤にライフレースで負けていた場合、表になる時のダメージが逆に首を絞める能力になってしまいます。
構成を変えることで解決しそうな点ではありますが、今回は強力な火力を採用し、序盤を攻め切れる形を取る様にしました。

また、「龍王オジュタイ」と「嵐の息吹のドラゴン」ですが、悩みの種の一つです。
それぞれのメリットを上げると
 
・プロテクション白で避けることのできるカードが多い(「龍王オジュタイ」、「カマキリの乗り手」、白除去系)
・速攻持ち
・怪物化が予想外にダメージを飛ばせる

・ダメージ通った時の追加「予期」で相手よりハンドアドを得られる。
・打点が1高い
・除去耐性に加え、「神々の思し召し」で除去から守れる。

以上が各メリットです。「龍王オジュタイ」のハンドアドバンテージは強いですが、レシピを見る限りでは後半有利になるカードを引き寄せられるようなデッキではありませんので「嵐の息吹のドラゴン」の採用が良さそうです。
が、コントロール相手となると消耗戦勝負になる為、追加の生物を引き寄せられる「龍王オジュタイ」が強いケースがあります。

以上のことから、半々の採用としました。

さて、このレシピを持ち込んだ結果がこちら。

(某大会)

マルドゥコントロール
×◯◯
相手の除去が大変辛かったですが、後半になるにつれハンドアドを得にくい為か息切れを起こし、継続的なクロックでライフを削り切りました。

エスパーコントロール
◯××
一戦目 ダブマリしてしまったものの、強いハンドをキープ。相手がマナフラッドを起こして勝ち。
二戦目  対戦相手の「悪夢の織り手、アショク」が「龍王オジュタイ」、「カマキリの乗り手」、「層雲の踊り手」と濃ゆいリムーブを見せられ負け。こんな強いアショク久々に見たわ…
三戦目 同じ。お前ら裏切り過ぎィ!!ツン成分強すぎ!!

アブザンアグロタッチ大変異
××
一戦目 土地事故している間に「羊毛鬣のライオン」に殴られ負け。
二戦目 「魂火の大道師」で「かき立てる炎」バイバックしまくった所に「悲哀まみれ」で盤面弱くなる。
死霧の猛禽」も出てきたので「カマキリの乗り手」で制空権握ったものの、「真面目な訪問者、ソリン」でライフレースをひっくり返され負け。

赤緑モンスター
◯×◯
一戦目 継続的なクロックで削り切る。
二戦目 相手の展開力が強すぎて負け。
三戦目 お互いのプレイングミスが際立った勝負。ライフ1を残し、なんとかライフを削り切って勝ち。

ジェスカイ(同型)
◯◯
一戦目 先手を取り、相手より一ターン早い展開を見せ、勝ち。
二戦目 「嵐の神、ケラノス」が最速で出てき、こちらはクリーチャーを展開しずらい状況。が、「紅蓮の達人チャンドラ」でアドを得つつ、ドラゴンで押し切り勝ち。

結果2-2。

エスパーコンの負けはもうどうしようもない。あれはデッキがツンツンしてたから。
問題はアブザン。「死霧の猛禽」が絆魂を持つ悪夢。「神々の憤怒」がささると思いきや飛んでくる「ドロモカの命令」。強すぎる。
ここまで分が悪いマッチアップは辛いですね。この色で勝てる相手では無い気もします。
勝つ手段としては「かき立てる炎」バイバックでひたすらライフアド、ハンドアドを得続けるプランですかね。

と、今回は長くなりましたがここまで。
ジェスカイに関して書く事が減ってきたので、次は別のデッキについてお伝えできればと思います。



「いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。
 それは今日かもしれないし、お前かもしれない。」
ーーー王子様系(嘲笑)男子シロ