皆さんごきげんよう、第1回NEWWITCH杯優勝者の北浦です。
第2回NEWWITCH杯が近づいてきましたので以前より広報担当モテギ氏より
「勝った理由や秘訣などを書いて欲しい」と言われていましたので、特にそんなものはなくただ運が良かっただけだとは思いつつも、
デッキ製作やサイドボード考察の参考までに前回優勝デッキ作成及び完成に至るまでの考察を掲載させて頂きます。
(あくまで個人の見解ですので話半分に寝言だと思って聞いてください)

NEWWITCH杯公式サイト 
まず、デッキは扱いやすさとムラのなさを重視しビートダウンを選択しました。
クリーチャーは基本的に3マナ・4マナの序盤から出せて中盤以降も弱くはないカードを選択。能力がたくさん付いているカードは使い回しもできて悪くないと思います。
スペルも基本は強いカードから入れていき、コモンはよほどでなければこの時点では省いてください。
後は6~8マナ圏のフィニッシュカードを何枚か入れてまずは粗くデッキを作ってください。マナカーブはそこまで気にしなくても構いません。
マナ基盤はマナ加速がないのであれば土地を17枚にして下さい。3色ならダメージランドと占術ランドをMAXで氏族カラーなら3色タップインランドも入れておいて下さい。
2色なら占術ランドはMAXで後はダメージランドかフェッチランドをMAXで投入して下さい。

次に何回かテストプレーを行い、勝つにしろ負けるにしろ毎回手札にあって使わないカードは抜いて下さい。何を入れるかを考える前に抜いてください。

次はクリーチャー数を気にしながら抜いたカードをできるだけ使い勝手のいいスペルと入れ替えて下さい。
白なら「急報」や「巧みな機動」もしくは「勇敢な姿勢」、
黒なら「残忍な切断」や「骨読み」、
青なら「予期」や安目のバウンス呪文、
赤は2マナまでのプレイヤーとクリーチャー両方対象にとれる火力、
緑はスペルではないですが入ってないなら「森の女人像」1択です。
そのほかにも多色ならチャームや各ドラゴンの命令を色が合うなら入れて下さい。これで回してみてしっくりくれば完成です。
粗っぽく説明しましたがデッキを練りに練る時間が無いのであれば強いカードをごろごろと積んでいき隙間を使い勝手のいいカードで埋めていくようなイメージですね。
私の場合は当日出るデッキをある程度メタるという姑息な手段で勝った気もしますがそれ以上に最終的に組み込んだ使い勝手のいいカードのおかげで腐るカードが無い分試合運びが楽だった気がします。
メタは大切ですよメタは。

後私のようにカジュアル勢で大会などあまり出ない人は、真剣に3本勝負を1日に何回も行うという経験が少ないと思いますので精神的負担が少ないに越したことはありません。
その為変に強いカードを後から組み込んでうまいデッキ作りをしてしまうとやはり疲れてしまいます。なのでできるだけ使いやすくマナも軽めで、そんなに考えなくていい単純なコモンスペルとかがあると落ち着きますよ。

サイドボードは出場者のデッキをメタるのが強いんですが、姑息な手段が嫌いなら王道的なサイドボードカードを入れておけばある程度効果を発揮してくれると思います。
後はマッチングが有利なように祈ってください。相手が事故るようにも祈って下さい。ついでに早く終わったら強い人の後ろから真剣勝負を眺めて下さい。
手札の並べ方、カードの出し方、後ろから見ていると癖が結構出ますから参考になるかも知れません。

色々書きましたがそんな事とは別にNEWWITCH杯を楽しんでください。
ちなみに最後に書くことではありませんが、NEWWITCH杯のフォーマットはジャックスタンダードです。最少40枚構築、基本地形以外のカードの上限は2枚まで。サイドボードは10枚までなのでお忘れなく。

以上第1回NEWWITCH杯優勝者北浦利直の寝言でした。
次回は第2回優勝者に引き継ぎますのでお願いします。