みなさん、こんにちは。
NEWWITCH広報担当モテギです。
今回はタルキール龍紀伝発売前ということでタルキールのストーリーについておさらいしておきましょう。
タルキールを語る上で欠かせない存在である「サルカン・ヴォル」の歴史を中心に
まとめていきたいと思います。
プロローグ
最初はタルキールの種族の一つである「マルドゥ族」に属し、戦いに明け暮れる日々を過ごしていました。
その頃からドラゴンに対して強い憧れを抱いていましたが、
残念なことにタルキールではドラゴンは遠い昔に絶滅していました。
ドラゴンのいない戦いの日々に嫌気が差したサルカンは放浪の旅に出ます。
今風の言葉で言うと、休職し自分探しの旅に出たということでしょう。
山ごもりをすること数ヶ月、いろいろ吹っ切れたサルカンは帰ってきます。
しかしマルドゥ族の「カン(氏族のトップ)」である「ズルゴ」はサルカンを歓迎しません。
ズルゴには一度ドロップアウトした人間を快く受け入れるほどの器はなかったのでしょう。
嫌がらせのように「スゥルタイ群(マルドゥ族とは別の氏族)」への出陣を命じます。弱い兵だけを率いさせて。
まるで自主退職を促すために出向を命じる管理職のようです。
このへんは半沢直樹を感じさせます。
ズルゴの策略に気づいたサルカンは怒り狂い、敵味方問わず戦場を焼きつくします。
この時にプレインズウォーカーとして覚醒したようです。
我を忘れて焼きつくしているうちになぜか砂漠の真っ只中にいました。
そこで初めてドラゴンと出会います。
ドラゴンは存在していることに気づいたサルカンはプレインズウォーカーの力を駆使して、
様々な次元を渡り歩きます。どこかに自分が理想とするドラゴンが存在すると信じて。
いくつもの次元を行ったり来たりしてサルカンはついに自分の理想とする次元を見つけ出しました。
それが「ジャンド」と呼ばれる次元です。そこではドラゴンを頂点とした素晴らしい(少なくともサルカンにとっては)世界がありました。
ジャンドの次元で楽しんでいたサルカンでしたが、そこでついにサルカンの運命を決定づけるドラゴンとの出会いを果たします。
それが最凶のドラゴンと言われる「ニコル・ボーラス」です。
サルカンはニコル・ボーラスこそが究極のドラゴンであると思い、忠誠を誓うことになります。
スティーブ・ジョブズのカリスマ性に惹かれて、Apple社に入社するような感じです。
ニコル・ボーラスの命令で様々なことしてきました。「リリアナ・ヴェス」を追ったり、「チャンドラ・ナラー」と戦ったり、そして「ジェイス・ベレレン」と協力されて倒されたり。ラジバンダリ。
そんな中、サルカンはニコル・ボーラスにとってコマの一つに過ぎないことに気づきます。
もうサルカンの心はボロボロです。彼はニコル・ボーラスの元を離れました。
Apple社に入社した人がスティーブ・ジョブズのわがままさに心を折られた感じでしょうか。
傷心のサルカンは傷を癒やすために、故郷「タルキール」に帰ってきます。
都会に出たが、社内の競争に敗れて実家に帰ってきた若者のような感じです。
おまたせしました。ここからがタルキールのお話です。今までのは長いプロローグに過ぎません。
ここからタルキール覇王譚
実家に帰ってきて定職につくことなく、ふらふらしていたサルカンでしたが、
「ジェスカイ道(マルドゥ族とは別の氏族)」のカンである「ナーセット」と出会います。
サルカンは運命的な出会いを感じ、ナーセットに全てを話します。
ナーセットは頭のいい女性です。一瞬でサルカンに必要なのは「ウギン」の力であると確信しました。
ナーセットはサルカンをウギンがいるとされる峡谷へと連れて行きました。
サルカンはワクワクです。素敵な女性にいい場所があるのと言われて連れて来られたのなら、
プレインズウォーカーだとしてもやむを得ないことです。
しかしそこで邪魔が入ります。
みなさんお忘れかもしれませんが、ズルゴです。
ズルゴは器の小ささが災いし、マルドゥ族のカンをクビになり、追放されていました。
ズルゴはどれもこれもサルカンのせいだと逆恨みというしかない考えで、追放されてからというもの
ずっとサルカンを追っていました。
ナーセットはズルゴ程度の相手なら一人で十分とばかり、華麗にいなしていました。
ここは私に任せて先に行って!という死亡フラグな言葉を言わなければ。
その言葉を放った瞬間、どんなに強い力を持つ者でも死んでしまいます。
ナーセットが凶刃に倒れるのを見ながらサルカンは「ウギンのきずな」によって過去へと飛ばされました。
1280年前、ドラゴンがまだいたタルキールに。
やっと運命再編
自分の故郷に、自分の好きなものがあるというのはいいものです。
タルキールの空に沢山のドラゴンが舞っているのを見たサルカンは
ナーセットのことも忘れてドラゴンに変身して飛び回りました。
ひとしきり他のドラゴンたちと飛び回った後、一緒に飛んでいたドラゴンが人間の女性によって狩られます。
またしてもサルカンは行きずりの女性の後をついていきます。
彼女の名はヤソヴァ。「ティムール境(別の氏族)」の当時のカンです。
サルカンはダメ元でヤソヴァに自分は未来のタルキールから来たと伝えます。
なんか下手なナンパみたいですね。食いついてくれたら儲けものです。
しかしナンパは成功です。ヤソヴァはサルカンの言うことを信じてくれました。
ヤソヴァは事前に未来のタルキールについて聞いていたのです。
スティーブ・ジョブズ、いやニコル・ボーラスに。
ニコル・ボーラスがタルキールに来ると聞いたサルカンは焦ります。
スティーブ・ジョブズによって自分が夢見ていたドラゴンだらけのタルキールが壊されてしまう。
ウギンが殺されてしまったら、せっかくの時間旅行も無駄になってしまう。
そしてついにニコル・ボーラスがタルキールに降り立ちました。
ニコル・ボーラス対ウギン、ドラゴン大決戦です。
ウギンは自分の子どもでもあるドラゴンたちをニコル・ボーラスへと出陣させますが、
ニコル・ボーラスの現実歪曲空間によって、全部ウギン自身を敵と認識して攻撃をしかけます。
サルカンもウギンに加勢すべくドラゴンの姿になって飛び立ちますが、
セルにやられるミスターサタンが如く、簡単にやられてしまいます。
大決戦は一瞬で決着となりました。
ウギンは負け、ニコル・ボーラスは勝鬨を上げ帰っていきました。
残ったのは瀕死のウギンとサルカン。
サルカンは最後の力を振り絞ってウギンを癒やしの繭で包みました。
指示待ち世代の代表だったサルカンはやっと自分の意志で成すべきことができたと感動していました。
そしてその時代でやるべきことを終えたサルカンは現代のタルキールへと帰っていきました。
ついにタルキール龍紀伝
ドラゴンが飛んでいる、しかも現代のタルキールで。
喜んだサルカンはまたしてもドラゴンの姿となり、飛び回りました。
そんな中、憎きズルゴの姿を見つけ出します。
ズルゴはもはや自分の憎しみをぶつけるのにも値しない、ドラゴンに忠誠を誓ったインドア派の鐘突き男となっていました。
ズルゴを見たことでナーセットのことを思いだしたサルカンはジェスカイ道の領土へと向かいます。
そこにナーセットはいませんでした。
困ったときのウギえもンとばかり、今度はウギンを探しに飛び立ちました。
ここまでが現在(2015/3/11)まで発表されているサルカンの物語です。
ナーセットはプレインズウォーカーになったことは明かされていますが、
サルカンとの関係はどうなるのでしょうか。
ドラゴンを探し求めていた時代と同じように今度はナーセットを探して
次元を飛び回ることになるのでしょうか。
楽しみです。
NEWWITCH広報担当モテギです。
今回はタルキール龍紀伝発売前ということでタルキールのストーリーについておさらいしておきましょう。
タルキールを語る上で欠かせない存在である「サルカン・ヴォル」の歴史を中心に
まとめていきたいと思います。
プロローグ
最初はタルキールの種族の一つである「マルドゥ族」に属し、戦いに明け暮れる日々を過ごしていました。
その頃からドラゴンに対して強い憧れを抱いていましたが、
残念なことにタルキールではドラゴンは遠い昔に絶滅していました。
ドラゴンのいない戦いの日々に嫌気が差したサルカンは放浪の旅に出ます。
今風の言葉で言うと、休職し自分探しの旅に出たということでしょう。
山ごもりをすること数ヶ月、いろいろ吹っ切れたサルカンは帰ってきます。
しかしマルドゥ族の「カン(氏族のトップ)」である「ズルゴ」はサルカンを歓迎しません。
ズルゴには一度ドロップアウトした人間を快く受け入れるほどの器はなかったのでしょう。
嫌がらせのように「スゥルタイ群(マルドゥ族とは別の氏族)」への出陣を命じます。弱い兵だけを率いさせて。
まるで自主退職を促すために出向を命じる管理職のようです。
このへんは半沢直樹を感じさせます。
ズルゴの策略に気づいたサルカンは怒り狂い、敵味方問わず戦場を焼きつくします。
この時にプレインズウォーカーとして覚醒したようです。
我を忘れて焼きつくしているうちになぜか砂漠の真っ只中にいました。
そこで初めてドラゴンと出会います。
ドラゴンは存在していることに気づいたサルカンはプレインズウォーカーの力を駆使して、
様々な次元を渡り歩きます。どこかに自分が理想とするドラゴンが存在すると信じて。
いくつもの次元を行ったり来たりしてサルカンはついに自分の理想とする次元を見つけ出しました。
それが「ジャンド」と呼ばれる次元です。そこではドラゴンを頂点とした素晴らしい(少なくともサルカンにとっては)世界がありました。
ジャンドの次元で楽しんでいたサルカンでしたが、そこでついにサルカンの運命を決定づけるドラゴンとの出会いを果たします。
それが最凶のドラゴンと言われる「ニコル・ボーラス」です。
サルカンはニコル・ボーラスこそが究極のドラゴンであると思い、忠誠を誓うことになります。
スティーブ・ジョブズのカリスマ性に惹かれて、Apple社に入社するような感じです。
ニコル・ボーラスの命令で様々なことしてきました。「リリアナ・ヴェス」を追ったり、「チャンドラ・ナラー」と戦ったり、そして「ジェイス・ベレレン」と協力されて倒されたり。ラジバンダリ。
そんな中、サルカンはニコル・ボーラスにとってコマの一つに過ぎないことに気づきます。
もうサルカンの心はボロボロです。彼はニコル・ボーラスの元を離れました。
Apple社に入社した人がスティーブ・ジョブズのわがままさに心を折られた感じでしょうか。
傷心のサルカンは傷を癒やすために、故郷「タルキール」に帰ってきます。
都会に出たが、社内の競争に敗れて実家に帰ってきた若者のような感じです。
おまたせしました。ここからがタルキールのお話です。今までのは長いプロローグに過ぎません。
ここからタルキール覇王譚
実家に帰ってきて定職につくことなく、ふらふらしていたサルカンでしたが、
「ジェスカイ道(マルドゥ族とは別の氏族)」のカンである「ナーセット」と出会います。
サルカンは運命的な出会いを感じ、ナーセットに全てを話します。
ナーセットは頭のいい女性です。一瞬でサルカンに必要なのは「ウギン」の力であると確信しました。
ナーセットはサルカンをウギンがいるとされる峡谷へと連れて行きました。
サルカンはワクワクです。素敵な女性にいい場所があるのと言われて連れて来られたのなら、
プレインズウォーカーだとしてもやむを得ないことです。
しかしそこで邪魔が入ります。
みなさんお忘れかもしれませんが、ズルゴです。
ズルゴは器の小ささが災いし、マルドゥ族のカンをクビになり、追放されていました。
ズルゴはどれもこれもサルカンのせいだと逆恨みというしかない考えで、追放されてからというもの
ずっとサルカンを追っていました。
ナーセットはズルゴ程度の相手なら一人で十分とばかり、華麗にいなしていました。
ここは私に任せて先に行って!という死亡フラグな言葉を言わなければ。
その言葉を放った瞬間、どんなに強い力を持つ者でも死んでしまいます。
ナーセットが凶刃に倒れるのを見ながらサルカンは「ウギンのきずな」によって過去へと飛ばされました。
1280年前、ドラゴンがまだいたタルキールに。
やっと運命再編
自分の故郷に、自分の好きなものがあるというのはいいものです。
タルキールの空に沢山のドラゴンが舞っているのを見たサルカンは
ナーセットのことも忘れてドラゴンに変身して飛び回りました。
ひとしきり他のドラゴンたちと飛び回った後、一緒に飛んでいたドラゴンが人間の女性によって狩られます。
またしてもサルカンは行きずりの女性の後をついていきます。
彼女の名はヤソヴァ。「ティムール境(別の氏族)」の当時のカンです。
サルカンはダメ元でヤソヴァに自分は未来のタルキールから来たと伝えます。
なんか下手なナンパみたいですね。食いついてくれたら儲けものです。
しかしナンパは成功です。ヤソヴァはサルカンの言うことを信じてくれました。
ヤソヴァは事前に未来のタルキールについて聞いていたのです。
スティーブ・ジョブズ、いやニコル・ボーラスに。
ニコル・ボーラスがタルキールに来ると聞いたサルカンは焦ります。
スティーブ・ジョブズによって自分が夢見ていたドラゴンだらけのタルキールが壊されてしまう。
ウギンが殺されてしまったら、せっかくの時間旅行も無駄になってしまう。
そしてついにニコル・ボーラスがタルキールに降り立ちました。
ニコル・ボーラス対ウギン、ドラゴン大決戦です。
ウギンは自分の子どもでもあるドラゴンたちをニコル・ボーラスへと出陣させますが、
ニコル・ボーラスの現実歪曲空間によって、全部ウギン自身を敵と認識して攻撃をしかけます。
サルカンもウギンに加勢すべくドラゴンの姿になって飛び立ちますが、
セルにやられるミスターサタンが如く、簡単にやられてしまいます。
大決戦は一瞬で決着となりました。
ウギンは負け、ニコル・ボーラスは勝鬨を上げ帰っていきました。
残ったのは瀕死のウギンとサルカン。
サルカンは最後の力を振り絞ってウギンを癒やしの繭で包みました。
指示待ち世代の代表だったサルカンはやっと自分の意志で成すべきことができたと感動していました。
そしてその時代でやるべきことを終えたサルカンは現代のタルキールへと帰っていきました。
ついにタルキール龍紀伝
ドラゴンが飛んでいる、しかも現代のタルキールで。
喜んだサルカンはまたしてもドラゴンの姿となり、飛び回りました。
そんな中、憎きズルゴの姿を見つけ出します。
ズルゴはもはや自分の憎しみをぶつけるのにも値しない、ドラゴンに忠誠を誓ったインドア派の鐘突き男となっていました。
ズルゴを見たことでナーセットのことを思いだしたサルカンはジェスカイ道の領土へと向かいます。
そこにナーセットはいませんでした。
困ったときのウギえもンとばかり、今度はウギンを探しに飛び立ちました。
ここまでが現在(2015/3/11)まで発表されているサルカンの物語です。
ナーセットはプレインズウォーカーになったことは明かされていますが、
サルカンとの関係はどうなるのでしょうか。
ドラゴンを探し求めていた時代と同じように今度はナーセットを探して
次元を飛び回ることになるのでしょうか。
楽しみです。